認識しない、異音などの機械的な障害も1.73日のスピード復旧
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台風や大雨、津波によって浸水したハードディスクは、乾かさないのが最も重要。
時間が立つほど復旧できなくなりますので、早めのご相談を。
正直に申し上げますが、浸水・水没したハードディスクをお客様が直すことは不可能です。とはいえ、専門の会社にすぐに依頼できるかと言われれば難しいと思います。お願いする・しないに関わらず、水に濡れたハードディスクは時間がたてば経つほど、本当に復旧が難しくなります。問い合わせや検討している間に、復旧できたはずのディスクが、復旧できなくならないように以下の方法で保管します。
この記事は、ハードディスク自体が浸水、水没したことを想定して作成されています。具体的に言えば、ハードディスクが水の中に入ったかどうかです。1階部分がすべて浸水、パソコンが1階に置いてあった等が該当しますが、浸水による停電でパソコンが動かない、パソコンに水がかかって起動しない場合は、ハードディスク自体に水による障害が発生していない可能性があります。このような場合に以下の方法をお試しいただきますと、ハードディスクを壊す可能性がありますので、まずはメールかお電話でお問い合わせ下さい。
一回濡れてしまったハードディスクは、とにかく乾かさないことが重要!
通常の水道水、雨水などにも不純物は多数含まれており、水滴が乾いた部分は色が変わったり触るとザラザラするのをお風呂掃除などで体感的にご理解いただいていると思います。
ゴシゴシと擦れば取れるかもしれませんが、精密機械のハードディスク上で同じことをした場合、完全に壊れてしまいます。ハードディスク内で一番重要なものは、データが入っているプラッター(銀の円盤)であり、それ以外のパーツはすべて交換することができます。データの復旧は、このプラッタをいかに損傷させずに他のパーツを交換できるかが重要になります。
小さな石や土、葉っぱなど、可能な範囲で構いませんので、きれいにふき取ります。水で流して洗ったりはしないでください。外部の不純物がハードディスクの中に入り込んでしまうと復旧が難しくなるので、内から外へ拭くようにしてください。
目的は、ハードディスクを乾かさないよう、湿気を保つこと
タオルが無ければ別の代替品でもかまいせん。濡らすことができて、乾くのに時間がかかるものを準備してください。できれば写真のように水道水等で濡らした状態が良いのですが、水が貴重な場合もあるかと思いますので、ハードディスクが乾かないように濡れたもので包んで湿気を保持するための何かとお考えください。
3番で準備した濡れている状態のタオルでハードディスクをやさしく包みます。この時のタオルは強く絞ればまだ少し水が滴る程度でよいかと思います。何枚も重ねる必要はありませんが、郵送時の衝撃吸収の役割も果たしますので、全体を包めるとなお良いと思います。
できる限り密封して水分を閉じ込める
写真のような密封できるビニール袋に、蒸れたタオルで包んだハードディスクをいれて、開いてしまわないようしっかりと封をします。料理用、小分け用、どういった袋でも構いません。目的は乾燥させないためです。密封が無い場合は、お買いものビニール袋や、透明な袋などに入れた後、袋をねじって封をしてください。輪ゴムなどで止められれば、密封チャックのある袋と変わらず濡れた状態を維持できると思います。
ハードディスクに限ったことではありませんが、初動がとても重要であり、誤った方法や知識でデータ復旧の可能性をなくしてしまったケースを多数見てきました。
我々はデータ復旧の専門家であり、ハードディスクやメモリなどの記録媒体の対応方法しかご案内はできませんが、対応や判断に困った場合は遠慮なくご連絡ください。
ハードディスク内のデータを復旧できるよう、全力でサポート致します。